『時代はリサイクル』　時代に先駆けた創業当初よりの思い・・・

　『限りある資源』、今では当たり前の事になっておりますが、経済成長いちじるしい二十数年前は『消費は美徳』という言葉があるように、大量生産、大量消費、そして大量廃棄の使い捨ての時代でした。そんな中、平然と捨てられている廃木材を見ては『もったいない、何か再利用出来れば・・・』と常々思っておりました。そして厚生省の通達で『木くず』が産業廃棄物に指定されたのをきっかけに木くずの破砕選別プラントを埼玉県の許可第一号にて設置、『時代はリサイクル』をキャッチフレズに木くずのリサイクル事業を開始いたしました。
　しかし、当時は環境に対する意識が低く木くずの処理は野焼きが常識で、解体現場等から木くずを無料で引き取ったり、有償で購入したりと木くずを集めるだけでも一苦労でした。その後、徐々に環境や資源のリサイクルへの意識も高まるにつれ木くずも順調に集められる様になり、更なる廃棄物の資源化事業として、コンクリートがら、アスコンがら等の建設廃材（がれき類）のリサイクル事業を開始し建設系廃棄物の再資源化に貢献してまいりました。
　そして近年では、世間一般にも広く環境や再資源化に対する意識が定着し、特に廃木材については今まで以上の再資源化が求められる様になり、オガ粉の製造や木炭の製造事業に着手する事で木質資源の新用途開発にも挑戦しております。
　私たちが目指す『時代はリサイクル』とは『リサイクルで実現する資源循環型社会』です。これからも亀井産業株式会社は、『限りある資源の再利用』に積極的に取り組み、時代のニーズに応えた『時代はリサイクル』を実践していきます。